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漁港釣りアプリ、元IT大手の移住者が開発 利用料を漁協に還元

釣りは家族で楽しめる手軽なレジャー。しかし、釣り人と漁業関係者のトラブルから、釣りが禁止されている漁港は少なくない。静岡県西伊豆町のスタートアップ「ウミゴー」は、そんな課題を解決するサービスを作り出した。地元の田子漁港では釣りが再び楽しめるようになり、商店や食堂など地域経済にもプラス効果が及んでいる。

ウミゴーの國村大喜社長は釣りが大好き。移住した直後に田子漁港が釣り禁止になり落ち込んだが一念発起、漁業者と釣り人が共存できるサービスを開発した。

釣りをしたい人はスマートフォンアプリ「UMIGO(ウミゴー)」で、漁港の釣り場や駐車場を予約、料金を支払う。収入の大半は漁港に還元され、一部は釣り人のための施設整備に充てられる。現場では巡視員が、料金の支払いやマナーをチェックしている。釣り人の費用負担とマナー向上により持続可能なレジャーを目指すビジネスモデルは、釣り以外のレジャーや観光スポットにも応用できそうだ。

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TXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、テレビ北海道、TVQ九州放送、テレビせとうち)と、各地域を担当する日経新聞記者が共同で企画・取材した動画コンテンツ。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュースを各地のリレー方式で発信していきます。