月面で農業を目指す名古屋大学発のスタートアップ、TOWING(トーイング、名古屋市)は、土壌を改良して収穫量を増やす効果を持つバイオ炭を開発している。起業したのは兄弟。有機物を分解する微生物を炭に定着させて、通常3〜5年かかる土壌改良を約1カ月で実現するという。建設大手の大林組と組んで、月の砂を模した「模擬砂」で小松菜栽培にも成功した。月で暮らす人々の地産地消を支える夢の技術を追った。
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