新興企業のat FOREST(アットフォレスト、神戸市)による新しい埋葬サービス「循環葬」が注目されている。土壌学の専門家による監修のもと、遺骨を細かく粉砕して土と混ぜ、森の中に埋葬する。微生物により分解されて植物の栄養となるため、豊かな森づくりにつながることをうたっている。最近広まっている「樹木葬」では目印となる木の周囲に遺骨を納める例が多い。循環葬は遺骨が土にかえる点などで異なる。アットフォレストは大阪府内の寺と提携しており、この寺が所有する山の一部を埋葬地にしている。循環葬の価格は48万円から。単身者の増加など日本人のライフスタイルは大きく変化しており、自分らしいエンディングを模索する人々から関心を集めそうだ。
TXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、TVQ九州放送、テレビ北海道、テレビせとうち)と、各地域を担当する日経新聞記者が共同で企画・取材した動画コンテンツ。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュースを各地のリレー方式で発信していきます。