石炭や石油など化石燃料を代替し、脱炭素社会の実現へ注目されているのが水素だ。気体から液体に変わる温度が「マイナス253度」で、これよりも低い温度は存在しないとされる絶対零度(マイナス273度)に迫る。関西には水素に関する優れた技術を持つ企業が集積している。前回の大阪万博が開催された1970年に「原子力の火」がともったが、2025年の大阪・関西万博を機に「水素の火」がともっていくか注目される。
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