北海道奥尻島で公共ライドシェアの実証が始まった。ヤマト運輸が乗車スペースと荷台を分けた専用車両を導入。宅急便のドライバーが荷物と一緒に住民や観光客を運ぶ。奥尻島の外周は84キロメートルあるが公共交通機関はバス2路線、タクシー1社と脆弱な交通インフラが地域の課題だった。ヤマトは自家用有償旅客運送の制度を活用した公共ライドシェアに乗り出すことで、過疎地の宅急便ネットワークを維持するビジネスモデルを築こうとしている。
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