植物由来の代替食品に関する研究開発が進んでいる。大阪府泉佐野市に本社を置く油脂大手の不二製油は、大豆を使った代替肉で約5割の国内シェアを持っており、肉や魚卵のほか、最近ではウニやダシなども開発している。菜食主義者の増加といった食文化の多様化が進んでいるほか、畜産業から排出される温暖化ガスの削減が求められていることもあり、植物由来の代替食品への需要は高まることが予想されている。今後、代替食品を使った料理がさらに登場してきそうだ。