スポーツシューズ大手のアシックスが設置している製品開発の中核拠点、スポーツ工学研究所(神戸市)では新製品開発に3次元(3D)のモーションキャプチャー(動作分析)技術を活用している。ランナーの全身に数多くのマーカーを取り付け、走る様子をハイスピードカメラ24台で撮影しており、ランナーの一挙手一投足をすべて捕捉する。シューズの違いによって走り方などがどのように変化するのかを確認し、製品開発に反映している。2017年に「厚底」シューズが登場し、新製品開発の競争が激しくなるなか、選手を支える新たな最速シューズを生み出そうとしている。
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