肉牛や乳牛などの家畜用国産飼料「キャトルエース」が脚光を浴びている。原料には北海道で豊富に自生するシラカバを使う。シラカバのチップを高温で蒸すと、木に含まれる成分の1つがオリゴ糖などに変わり、牛が好む甘い味になる。北海道北見市のエース・クリーンが北海道立総合研究機構林産試験場や帯広畜産大学などと研究を進め、実用化した。林産試験場の実証試験でシラカバの飼料を与えた牛は、枝肉の重量が20キログラム増えたという。
TXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、テレビ北海道、TVQ九州放送、テレビせとうち)と、各地域を担当する日経新聞記者が共同で企画・取材した動画コンテンツ。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュースを各地のリレー方式で発信していきます。