「アジフライの聖地」で街おこしを進める長崎県松浦市のブランド戦略が奏功している。日本でも有数の水揚げ量を誇り、刺し身でも食べられる鮮度のアジをあえて揚げるのが特徴だ。2019年の聖地宣言後、市内を訪れる観光客は新型コロナウイルス禍で減ったが、回復傾向にある。揚げた後の廃油を市の公用車向けのバイオ燃料に精製する取り組みも動き出しており、アジフライを脱炭素にも役立てようとしている。
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