福岡・博多の風物詩である屋台が復活しつつある。こだわりのメニューを提供する屋台が続々登場し、行列ができる店も珍しくない。福岡にはかつて400軒以上の屋台があったが、規制強化や店主の高齢化で2011年には150軒程度まで減少していた。市は観光資源として立て直すべく13年に「屋台条例」を制定し、新規参入も公募。観光客の増加など屋台の経済効果は過去12年で2倍に拡大した。飲食スタートアップの登竜門としても、新たな屋台文化が生まれ始めている。
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