冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンの家電4品目は法律でリサイクルが義務付けられており、2022年度で全国約1495万台が回収された。経年変化やメーカーごとの構造の違いから解体は人手での作業が中心で、労働力不足が課題となっている。
特に住宅一戸あたり最も台数が多い家電であるエアコンは、今後回収数が増えることが見込まれる。
岡山市にある中四国最大規模のリサイクル業・平林金属はパナソニックグループと協力し、人の解体作業のノウハウを詰め込んだロボットを開発。室外機の形状を瞬時に認識し、中の部品を傷つけずに、すべてのメーカーの室外機が解体できる。
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