岡山県の南西部にある矢掛町は江戸時代に山陽道の宿場町として栄え、時に800人を超える大名一行が本陣や旅籠(はたご)屋など町の中に分散して滞在した。このDNAを受け継いで「町ごとホテル」の考え方で観光客を迎える宿泊施設が、イタリア発の分散型ホテル「アルベルゴ・ディフーゾ(AD)」の認定をアジアで初めて受けた。地域プライドも高まり、民間調査の「街の幸福度ランキング2022」で町は中国地方1位になった。
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