京都府はマグロの産地だと言われると驚くだろうか。2022年度のクロマグロ漁獲量は61トンで、都道府県別で見ると関西では2年連続首位だ。舟屋で知られる伊根湾では、地形を生かして100キロ前後と養殖としては最大級のマグロも扱う「京まぐろ」と名付けたブランド化も始まった。海産物ではカニなどの印象が強い京都だが、5年前の5倍の水準で、2年連続で和歌山県を抜き関西でトップに。伊根浦漁業(京都府伊根町)の倉幹夫社長は「資源回復や水温上昇が影響しているのでは」と話す。
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